遺産相続の経験者が「事前にやっておくべき」と
回答した事とは?
「日本トレンドリサーチ」を運営するNEXERは、日本クレアス税理士法人との共同調査で「遺産相続で事前にやっておくべきだったと後悔したことに関するアンケ―ト」を実施し、結果を発表しました。
出典:日本トレンドリサーチ
【遺産相続】32.8%が「やっておけば良かった」と後悔。
事前にやっておくべきこととは?
株式会社NEXER
日本クレアス税理士法人
約3割が「やっておけば良かった」と後悔
質問内容は、
- 遺産の相続について「事前にやっておけば良かった」と後悔したことはありますか?
- どのようなことで後悔したか
- 遺産の相続について、「事前にやっておいて良かったこと」はありますか?
- どのようなことをやっておいて良かったか
の4項目。集計対象は遺産相続をしたことがある全国の1,000人の男女。
1)は32.8%が「ある」と回答。
3)は26.3%が「ある」と回答しました。
後悔した内容はやはり「遺言状」
(2)の後悔した内容については、やはり「遺言状」が目立ちました。
「公正証書遺言として残してもらえば良かった」
「公正証書遺言はあったが、資産の内容も聞いておけば良かった」
という回答が目立ったようです。
他にも
- 相続税についての話し合い
- 遺産(資産)の把握
- 必要なものの所在
など、がありました。
時代を反映した回答も
預貯金の通帳や保険証券の保管場所の把握はもちろんですが、中には
「ネット銀行口座をもっていると聞いていたが、銀行名や口座番号を聞き忘れていた」
「ネット銀行口座が把握しづらく、アクセスすらできない」
など、時代を反映した回答も目立ちました。
近年ではネット銀行やネット証券会社も多く、利用者も増えていますので今後も増加する回答と思われます。
事前にできる事はまず「できることからはじめる」こと
結果を見ると
「どのような事で後悔したか」と
「どのような事をやっておいて良かったか」
の内容がほぼ一致していました。
具体的には
- 遺言書の作成(公正証書遺言)
- 生前贈与
- 兄弟間での話し合い
- 相続税についての話し合い
- 書類や預金関係のリスト作成
- 物品の整理整頓
等です。
経験者の方々が「後悔したこと」を事前に知り、準備することで「やって良かった」と後悔が減る可能性があります。
まずは、難しいことからではなくても良いので、上記の中で「できること」から準備すると、少しずつ後悔が減るかもしれません。
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